LIXIL 窓の防犯性アップで 空き巣からわが家を守る
大切な家族や財産を守るために、きちんと考えておきたいのが空き巣などの侵入犯罪への対策。戸建住宅は特に空き巣から狙われやすく、「窓」から侵入するケースが多いというデータがあります。今回は、住まいの安心を守る窓の防犯対策についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
マンションより戸建住宅が狙われやすい?!
警察庁の統計によると、住宅に侵入して金品を盗む侵入窃盗は約15分に1件発生。そのうち、75%は戸建住宅で発生しています。戸建住宅はマンションに比べて窓の数が多く、オートロックや防犯カメラなどを設置している家庭も多くはないので、より狙われやすいのかもしれません。
「窓」からの侵入が6割以上
戸建住宅の侵入口として最も多いのが「窓」。その手口を見てみると「ガラス破り(65%)」と「無締まり(26%)」の2つで大半を占めています。空き巣の侵入を防ぐためには、窓に対して何らかの防犯対策を考えておきたいもの。1階だけでなく、2階のベランダから侵入されるケースもあるため、足場となるものがないかどうか、気を配ることも大切です。
侵入をあきらめるのは5分が目安
人目を避ける空き巣は、5分以内に侵入できなければ7割が断念するというデータがあります。仮に狙われてしまっても、侵入されにくい工夫をすることが、防犯対策のカギとなります。
窓の防犯対策
防犯合わせガラスに交換する
2枚のガラスの間に強靭な膜を挟み込んだ特殊なガラスで、割ることができても、膜が貫通を防ぐため、ガラス破り対策に有効で
内窓をつけて2ロックに
内窓を取り付けることで2ロックとなります。これにより、侵入までの時間を稼ぎ、侵入をあきらめさせる心理効果も期待できます。
シャッターや雨戸を取り付ける
掃き出し窓などの大きな窓には、窓をしっかりガードできるシャッターや雨戸がおすすめです。
面格子を取り付ける
小さな窓や高窓など、シャッター・雨戸が付けにくい場所には、面格子がおすすめ。格子を破壊しにくい高強度タイプを選ぶとより安心です。
目隠しルーバーを取り付ける
浴室の窓は羽根部が可動するタイプの目隠しルーバーがおすすめ。換気をしながら目隠し・防犯対策が可能です。